大切なコーヒーをお届けするために
丁寧に淹れる、こだわりのコーヒー。
園内の「記念の森レストハウス」では、一杯一杯丁寧にエスプレッソを抽出し、
コク深いカフェラテやカフェモカなどを提供しています。
その場で豆を挽き、香りと風味を最大限に引き出したコーヒーは、
公園で過ごす時間をより豊かに彩ってくれます。
そよかぜを感じるテラス席や、木漏れ日の下で味わうカフェラテは格別のひととき。
「大切な一杯を、心を込めてお届けしたい」
そんな想いが詰まったコーヒーを、ぜひご堪能ください。
ここでは、人気のカフェラテやカフェモカの土台となる、エスプレッソ系ドリンクの作業工程を5つに分けてご紹介します。
コーヒー豆の状態は、天候や湿度によって日々変わります。
毎朝、必ず試し抽出をして味を確認し、必要があれば「メッシュ調整(挽き具合の調整)」を行い、味のバランスを整えます。
日々の変化を記録しながら、常にベストな状態を目指しています。
2.味をつくるための準備
豆を挽いた後は、抽出前の下準備。
粉を正確に計量し、ならし、平らに圧をかけていきます。
特に「タンピング」と呼ばれる圧をかける工程では、力加減の均一さが味に直結します。
スタッフ全員が感覚をすり合わせ、同じ味を作り出せるよう、日々トレーニングを重ねています。
3.エスプレッソを抽出する
コーヒーの基本であり、味の核となるのが「エスプレッソ」。
秒単位で抽出時間を見極めながら、雑味のない、深い味わいを引き出します。
抽出後は必ず味を確認し、甘味、酸味、苦味のバランスをチェック。
お店として目指す味に整うまで、調整を繰り返します。
4.器具の確認と整備
おいしいコーヒーを届けるためには、機械の状態も重要。
毎朝、エスプレッソマシンやグラインダーなどを丁寧に点検。
どの工程も、万全の準備のうえで行われています。
機械と向き合うこの時間も、コーヒーづくりに欠かせない一環です。
5.ご注文のメニューを心を込めて
準備が整ったら、いよいよご注文のカフェラテやカフェモカの仕上げへ。
エスプレッソに、きめ細やかに泡立てたスチームミルクを注ぎ、美しいラテアートを添えて完成です。
使用するのは、ひたちなか市のスペシャルティコーヒー店SAZA COFFEEの豆を使用した公園オリジナルブランドの「ネモフィラブレンド」。
ミルクとの相性が良く、ここでしか味わえない特別な味わいです。