ヒユ科(旧アカザ科)ホウキギ属/一年草
原産:ユーラシア大陸の乾燥地
和名をほうき草といい、昔はこの茎を乾燥させてほうきを作っていました。
実(み)は“とんぶり”といい「畑のキャビア」として親しまれています。(※本公園のコキアは観賞用の品種です)
7月上旬から夏の日差しを浴びてすくすく成長していくライムグリーンのコキアは、丸々とした可愛らしい形と、柔らかな感触がお楽しみいただけます。9月下旬から10月上旬頃にかけて、夏の緑色から少しずつ紅葉し始め、日々移ろいゆく緑と赤のグラデーションの色合いも魅力的です。また、鮮やかに紅葉してみはらしの丘を真っ赤に染め上げるさまもまさに絶景です。
観賞時期
- 緑葉:8月中旬から9月下旬
- グラデーション(緑・赤):10月上旬
- 紅葉:10月中旬
- グラデーション(赤・茶):10月下旬
- 黄金:10月下旬から11月初旬
場所
- みはらしの丘
コキアに関する Q&A
公園のコキアは手入れ(刈込)をして丸くなっているのですか?
手入れは行っておらず、当公園で使用しているコキアの品種は丸くなるのが特徴です。
種を蒔いているのですか? いつ蒔いているのですか?
当公園では種蒔きを行っておらず、毎年6月頃に10センチメートルから15センチメートル程度の苗を植えています。
なお、ご家庭でコキアを栽培される場合は、本来植え替えが苦手な植物ですので種から 育てる事をお勧めいたします。
園芸店やホームセンターなどで公園と同じ品種のコキアを購入できますか?
当公園で使用しているコキアは、種苗会社が当公園用に開発した品種ですので、一般小売り向けには流通しておらず、ご購入いただく事はできません。 また、公園内でも当品種の販売は行っておりません。
肥料や水やりはどの様に行っていますか?
当公園では、苗を植える前に有機質肥料を土に混ぜ込んでおります。また、コキアは大変乾燥に強い植物ですので、植えつけ後の水やりは基本的に行いません。 なお、植えつけ時には一株ずつたっぷりと水やりを行います。
コキア管理スケジュール・鑑賞時期
※鑑賞時期についてはその年の気象条件によって変動いたします。