みはらしの里の古民家

里の家

里の家

この家は、もとは水戸市の北側を流れる那珂川の右岸、常澄村(現水戸市小泉町下圷)にあった農家の部材を使って整備しました。
里の「食」をテーマとして、地域に伝わる伝統食や行事食づくりなどの活動を行っています。

 

里の家の平面図

里の家の立面図

里の家のもとの所在地

里の家づくりの工夫

もとの農家の面影を残すための工夫

可能な限り、古い部材を再利用しました。天井で隠れて見えませんが、桁や梁の多くは古い材です。 新しい材は、着色しないで使うことで、材の違いがわかるようにしました。

里の家として活用するための工夫

四季を通じて活動しやすいように、断熱性や気密性を高め、空調の効率を高めました。

里の家づくりの工夫01

「ナカノマ」に残る刀傷

里の家づくりの工夫02

「オクザシキ」の床の間・違い棚・付け書院

情報

  • もとの所在地:茨城県水戸市小泉町下圷
  • 桁行主棟8間(15.1メートル)、全体11間半(21.8メートル)
  • 梁間梁間4間(7.6メートル)
  • 延床面積:104平方メートル(31.5坪)、全体136平方メートル
  • 形式:直屋(すごや)
  • 屋根:寄棟造瓦葺き
里の家02
里の家03
里の家04
里の家05