みなさん、こんにちは。新しく広報スタッフとなりましたnaoです。
久しぶりのスタッフブログの更新となりますが、
今回は、園内で行われている【オオウメガサソウ ガイドツアー】に参加してきました。
実は、参加するまでオオウメガサソウ・・・?といった感じでしたが、ツアーの冒頭では公園ボランティアの「里山パートナー」さんがわかりやすい資料と共に説明をしてくださいました。

オオウメガサソウは、環境省レッドリスト(2020)では準絶滅危惧、茨城県版レッドデータブック(2012)では絶滅危惧IA類に指定されており、大変希少な木です。(根元から花までは5cm~15cmと小さいサイズですが立派な木です)
生息しているのは日本国内で北海道、青森県、岩手県、茨城県と限られた場所に自生し、本公園が自生南限地とされています。
そして茨城県でも生育が確認されてるのは、国営ひたち海浜公園のみとすごくレアで、先生によると北海道や青森県の生息地は山で、危険も多いことから本公園のようにじっくり観察できるのは貴重とのこと。
そんなオオウメガサソウのガイドツアーとあって、参加する方も植物や環境に興味のある学生さんや、山登りが趣味のご夫婦、お友達同士、貴重な植物を写真に収めたいカメラ好きな方など様々な年代の方が参加されていました。

↑の画像、このオオウメガサソウの果実と種は大変貴重だそうです!(粉のように小さな点々が種、丸い部分は果実です)
しっかり説明を受け、知識を蓄えたら、実際に里山を茨城生物の会 内山先生と、里山パートナーさんと共に歩いていきます。

自生している野草について、専門的なことをわかりやすく伝えてくれます。
先生のお話に参加者のみなさんも興味津々!
質問にも答えてくださいます。
オオウメガサソウの生育している区域の多くは普段立ち入りができないエリア。
松林の中を、足元に注意しながら先生と共にあるいていくと・・・
オオウメガサソウを発見!?

と思いきや、こちらは近縁種のウメガサソウ(オオウメガサソウに似ていますが、花色や葉の形などが異なるとのこと)
本物のオオウメガサソウは、こちらウメガサソウとの違いわかりますでしょうか。

オオウメガサソウもウメガサソウも、大変小さく、見つけるにはレクチャーがないと難しいかもしれません。
また、3年ほど前はオオウメガサソウがもっとたくさん咲いていたそう。
先生は、寒い場所を好むオオウメガサソウの性格上、気温の上昇などが原因で年々減少気味だと仰っていて、私自身も環境について考えるきっかけになりました。
ガイドツアー終了後、今回のコースは撮影OKとのことで、参加者のみなさんは、思い思いに写真を撮られていました。
みんなで撮った写真を見せ合うなど楽しい時間も♪

参加者の方と色々情報交換ができて、とっても有意義な時間になりました。
ガイドツアーを案内してくださった内山先生、里山パートナーさん、お話してくださった参加者の皆さんありがとうございました!
オオウメガサソウをはじめとした希少な植物の観察を、里山パートナーの丁寧な解説と共に楽しみ学べる特別な機会でした。
次回開催もおたのしみに!
【2026年のオオウメガサソウガイドツアー開催実績】
開催日:2026年6月4日(木)~6月7日(日) 平日2回、土日2回
参加費:無料
開催場所:国営ひたち海浜公園 ひたちなか自然の森
備考:参加は事前申し込み制
【記載の内容は2026年6月7日現在の情報です】